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むのたけじさんの誌35 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

1330 受けたら与えろ。求めるなら与えろ。もうらうばかりで与えることを知らなければ、
     積めば積むほど沈む。

この詩の第一印象はgive&takeかなと思いました。でもそれだけだと。「積めば積むほど沈む。」が理解できません。これは何を意味するのだろうと考えていました。今はぼんやりとですがこういう意味かなと思っています。「もらうばかりだと『あいつは、あの子は人のものを欲しがるけど、何も返さない。強欲だ。恩を知らない。』と評判が立ち、まわりから人が離れてゆく。」。自分に当てはめて見ると、人からいただいた「もの(有形・無形)」は忘れやすいので、すぐに何かでお礼をするようにしています。自分が人に差し上げたものは覚えているものと、覚えていないものがありますが、覚えているものは結構長期間記憶していて、その人がその後、どういう態度を取ったか観察しているような気がします。面倒をよく見たなという後輩に限って、あまり感謝されず、大して面倒もみなかった後輩に感謝されるということがよくあります。何か人に施したと自分が思っていても相手にとっては当たり前か大したことがない場合と、ささいな気持ちでかけた言葉が相手にすごく響いてくれたり、受け取る側ですごくちがうんだなと思います。
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