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むのたけじさんの詩44 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

593 生きるとは、たたかうこと。たたかうとは、つづけること。

私の解釈ですが、たけじさんが敢えて「たたかう」として「戦う」としなかったのは、「たたかう」という意味を他人と争うことではなく、「たたかう」=「現状に満足せず、自分の成長のために、周りの人たちの幸せのためにあらがうこと」という意味にしたかったからではないでしょうか。
子どもたちは、主に勉強、特にテストとたたかい、大人たちは仕事や家事とたたかっています。
私は子どもの頃、学校の勉強で最も嫌いだったのは「テスト」でした。大人になったらテストから開放されると子ども心に思いました。しかし、大人になっても資格試験というテストはあり、また、広い意味で言うと仕事や家事そのものも、毎日「人事考課」というテストされているようなものでした。しかし、子どもの頃のテストは「どの程度知識が記憶されたかのテスト」でその知識がどう生かされるかわからない、言わば「テストのためのテスト」で手ごたえのないむなしさがありました。しかし、大人になってからの、例えば資格試験などはどのように役立つか明確で、その知識は仕事に直結するもので知識の使い道が明確でやりがいがあります。また、仕事そのものも、自分の仕事がどう会社に役立っているかわかりますし、もっと言うと、その仕事の結果作り出したものが世の中でどう役立っているか明確なので、やりがいがあります。家事も同様だと思います。



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