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むのたけじさんの誌36 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

38   脱皮しない蛇は死ぬ。脱皮しない人間は他人を死なせる。

子どものまま大人になってしまったような人を「脱皮しない人間」だと思いました。子どものように、平気で人を傷つけること良しとし、子どもと異なり、叱る親も上司もいなれれば、多くの人を不幸に追い込む。たとえば、こんな人が社長さんなら、どれだけの人が辞めていくことか!
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むのたけじさんの誌35 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

1330 受けたら与えろ。求めるなら与えろ。もうらうばかりで与えることを知らなければ、
     積めば積むほど沈む。

この詩の第一印象はgive&takeかなと思いました。でもそれだけだと。「積めば積むほど沈む。」が理解できません。これは何を意味するのだろうと考えていました。今はぼんやりとですがこういう意味かなと思っています。「もらうばかりだと『あいつは、あの子は人のものを欲しがるけど、何も返さない。強欲だ。恩を知らない。』と評判が立ち、まわりから人が離れてゆく。」。自分に当てはめて見ると、人からいただいた「もの(有形・無形)」は忘れやすいので、すぐに何かでお礼をするようにしています。自分が人に差し上げたものは覚えているものと、覚えていないものがありますが、覚えているものは結構長期間記憶していて、その人がその後、どういう態度を取ったか観察しているような気がします。面倒をよく見たなという後輩に限って、あまり感謝されず、大して面倒もみなかった後輩に感謝されるということがよくあります。何か人に施したと自分が思っていても相手にとっては当たり前か大したことがない場合と、ささいな気持ちでかけた言葉が相手にすごく響いてくれたり、受け取る側ですごくちがうんだなと思います。
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むのたけじさんの誌34 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

132 一度踏んだところは二度と踏まない。同じところは二度踏む必要がない。
    そのように踏みしめる足どりで歩んでいきたい。

この詩を最初に読んだ時、「失敗を繰り返さないという格言だな。」と思っていましたが、最近、その範囲はもっと広いと思うようになってきました。他人、特に上司の考え方を理解するのに、自分が求められている守備範囲を確認するために。<失敗>を上司の「ここまでの範囲をあなたに任せています。」、「この領域には入ってこないでください。」という警鐘ととらえることが大切だと思うようになってきました。一度踏んだところという意味は必ずしも失敗を指すのではなく、ひとの考えを知るための1歩でもあると。
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むのたけじさんの誌33 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

134 <いそぐ>と<あわてる>とは別であるのに、たいていごちゃまぜにしている。

<あわてる>はNG。ただ、誰かに怒られ無計画に行動しているだけで、その行動はムダだらけで周りの人にも迷惑がかかります。

<いそぐ>は冷静に論理的思考で考え、計画を立て、素早く行動することです。これが急を要する時のBESTな行動です。特に、状況が混乱している時ほど冷静になるべきだと思います。

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むのたけじさんの誌32 [感想]

165 飢えて死ぬより、食いすぎて死ぬ人数が多い。
   失敗してだめになるより、成功してだめになる人数が多い。

過去の成功体験が会社をダメにすることはよくあります。特に、高度成長期の成功体験は最も価値がないと思います。誰がやってもどの会社にいても、右肩上がりの経済成長に引っ張られて成功できた時代なのですから。だから、団塊世代の成功体験者の言葉はあまり信用できません。デフレで低成長時代、国内人口減少・超高齢化時代で過去の高度成長の常識は通じません。
ただ厳しいだけの上司や、わがまま経営・自己中経営者は不要な時代です。その認識がないまま、経営されている会社では社員がどんどん辞めていっているはずです。一度立ち止まって、どうしてこんなに社員の入れ替わりが激しいのだろう?と自問自答してください。そこで、謙虚に第三者の声を聞き入れることができる人は変われるでしょうが、自分の成功体験しか信じてない人は永遠に答えはわからないでしょう。不幸な社員をどんどん拡大再生産するだけです。
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むのたけじさんの誌31 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

158 一度も失敗しないことは、自慢にならない。それは上手であるだけだ。
   10回失敗して11回立ち上がるなら、事はすでに成就している。

失敗を責める人がいます。問題はその内容と何回目かの失敗かということだと思います。全ての失敗を一律に責めるのは間違いです。初回の失敗はまず怒らないこと。大切なのは、失敗した人になぜその失敗が起こったか、それによってどのような影響があるかを知ってもらい、再度同じ失敗をしないように説明することです。2回、3回と同じ失敗をする人には叱る必要がありますが、怒ってはいけません。怒りは感情に任せてストレスを解消しているだけで、怒られた相手は不快感しか残りません。それでは、失敗の原因を考える方向に向きません。なぜ、同じ失敗をしてはいけないか、そこから学ぶ姿勢を助長して、理解してもらうことが叱るという行為だと思います。


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むのたけじさんの誌30 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

7 二度絶望することはない。二度は絶望できない。二度絶望したと思っている者は一度も絶望していない。

私は一度人生に絶望しています。二度あったかというと一度しかありません。転職もたくさんしていますので、残念な職場を多く見ていますが、絶望はしません。ただ単に合わないから次へ行こうという気持ちです。絶望した時は、本当に自殺を考えました。そのくらい追い込まれた時が絶望ではないでしょうか。
タグ:絶望
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むのたけじさんの誌29 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

26 技術はどんなに高まろうと、目的の下にある。

相対性理論と高度な技術を駆使してできたものが原爆です。目的は大量虐殺です。これを世論の批判をかわすため、原子力の平和利用を謳ってできたものが原子力発電です。この目的がCO2を出さないから温暖化対策だというのは愚の骨頂だと思います。
タグ:目的 技術
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むのたけじさんの誌28 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

1634 今日の失敗は、失敗した原因を正確に反省すれば、明日は武器になり、明後日には財産となる。

反省しない人に社会人としての未来はありません。特に、納期が守れない人で期限が過ぎても反省しない人。これが一番始末が悪い。だらだら仕事をやって、出来高払いで仕事を吐き出して来る。必要な納期を無視して。自己満足以外何物でもなく、社長でない限り、このような奴は組織に不要である。排除すべし。
タグ:反省 納期
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むのたけじさんの誌27 [感想]

むのたけじさんのたいまつという詩集からの引用です。

1036 ふだん事務処理のルーズな団体で発展した例は見たことがない。

組織が大きくなると、事務方の業務が増えます。事務方は組織の窓口であり、組織の顔です。よって、事務方の態度が悪いとそういう組織だと思われます。また、電話対応や緊急時の対応の素早さも事務方の処理が良くないと組織は疲弊し、内部的には組織崩壊を招き、外部的には使用失墜します。事務方には相当優秀な人材が必要です。
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